お茶と為替

子育て中の転勤族主婦。FXスキャルピングトレードの記録。手法少々と日々思うこと。

--当サイトの各ページには広告が含まれています--

【FX】スキャルポジションで利益を伸ばした2つの理由。

■当ブログの記事には広告・アフィリエイトが含まれています。

どこに引っ越しても出来る在宅ワーク」

夫の辞令がいつ出ても、全国でマイペースに。

「FXトレーダー」という職人を目指す。

そんな転勤族妻のFXトレード記録と、日々の呟きを綴るブログです。

 

ブログランキングに参加しています。

『応援ぽちっ↓』といただけると励みになります!

にほんブログ村 為替ブログへ

---------------------------------------------------------

 

私とFXトレードは、基本的に「1分足トレード」です。

為替チャートの「1分足」にてローソク足4本分以内で完結させています。

 

そのため、いつも取引記録を掲載する時は

『スキャルピング取引記録』というタイトル記事なのです。

ですが、今回は『デイトレード取引記録』となった日のトレードの話をします。

 

↓その時のデイトレード取引記録の記事。

tea-fx.com

 

スキャルピングだったはずなのにデイトレード。

それはポジションの保有時間が43分という「スキャルピング」とは言いにくいトレードになったからです。

いつも以上に利益を伸ばす結果となりました。

スキャルピングトレードをしていて、年に何回かこういう機会があります。

 

では、なぜ「いつものように4分以内で手じまいしなかったのか?」

(私は4分以内に手じまいすることが多いです)

→詳しくは「トレード手法」をどうぞ

 

それは、環境認識時に上位足チャートを見た時に

「乗った波が1分足ではなく、もっと大きな時間足の波かもしれない」と気づいたから。

 

ということで、再び5月24日分の取引記録を使って説明します。

チャート画像も少し追加して「スキャルピングで数pipsから数十pipsまで利を伸ばした理由」を書いてみます。

 

柔らかい頭で、柔らかい見方でお読みいただけたら嬉しいです。

 

 

2023年5月24日(水)の取引

 

 

15時04分 ユーロ円・1分足

東京時間が終了した直後の15時台。

 

理由1・エントリー価格からさらに上昇する気配があった

いつもなら

エントリー:149.262に引いたラインを上に抜けたところで買いエントリー

利確の位置:149.350まで届いたあたりで利確 

ですが、今回の値動きを見ていて気付きがありました。

 

149.262から149.300のあたりで揉んでるローソク足の動き。

キリ番付近の小さな小競り合い。

 

これを見て「この揉みを上に抜けたら、もう一つ上の波に乗れるかも」

想定していた「波」が大きそうだ、思ったのが理由の1つ。

 

 

もう一つの理由の前に。前回のチャートを並べて見ていきます。

 

この後何度も出てくる「149.262」に引いた水平線ライン。

これは「ざっくり」とトレード前に引いていたものです。

決してピタッと反応するものではなく「大体この辺で値動きが反応するかも?」と、大雑把に引いた「目安」のラインです。

 

 

ユーロ円・1分足(結果)

これが1分足チャートにおける「43分間のローソク足の動き」です。

 

デイトレード派~スイング派のトレードの方には「何、このちょこまかしたノイズ」と思われるかも。

 

ユーロ円・5分足

5分足で見てみます。

 

ここで見ると「149.262」辺りに引いた水平線ラインを、ローソク足が実体抜けしています。

 

ここから本題の「利益を伸ばす」スタートです。

 

ユーロ円・15分足

15分足チャートです。

先ほどの「149.262」辺りの水平線を見ると

ここでもエントリーしたローソク足が実体で水平線ラインを上に抜けています。

 

その次のローソク足(上のチャート・右から2番目の陽線)

これははっきりと「149.262」ラインよりも上にあります。

 

私は上記の理由で『このポジションは「149.262」より上での利確目線で保有していてもよいだろう』と、判断しました。

 

もちろん、もしもその後見立てとは違う値動きをすることも考えられます。

「違う」と思った時点で、サクッと利確もしくは損切りすればいいだけのことなので。

 

「利益を伸ばす」

「損切りを先に延ばす」

これらは似ているようでまったく違います。

自分に理由をつけて「損切り問題」とすり替えないように気を付けてください。 

次の利確目標の水平線ラインを「149.373」に移します。

「149.338」をローソク足が抜けたからです。

これが、いつもだったら利確目標にするポイントでした。

 

ユーロ円・30分足

 

理由2・上位足で見た時の「現在ポジションの位置」

保有時間を長めに持っておくことにしたもう一つの理由。

 

それは遡ってみた30分足の存在でした。

 

スキャルポジションをデイトレ利確まで保有させた30分足チャートです。
このチャートを見て、保有した理由がわかりますか?

 

エントリーした陽線(15:00)が水平線をぶち抜いて行って

次に立った陽線(15:30)が直近の高値に届きそうだったからです。

 

私には「149円台前半でショートポジションを取ってた人の損切りを少しいただけそうな範囲に入った」と見えました。

それがこの30分足で見えたので、利確目標をもう少し伸ばしてみることにしました。

 

私の利確目標とは。

「30分足チャート上の直近の高値」でした。

 

ポジション保有時間を延長させた理由

・「見立てた時間足の波の大きさ」

・「利確目標としている直近高値が、さらに上の時間足のそれに変更した」 

この2つでした。

エリオット波動とか水平線ラインを普段から意識すると、チャート上の見える景色がまた変わると思います。

 

私がここでお話した「波」って、

5分足の中にある「1分足の小波」

15分足の中にある「1分足の小波」

30分足の中にある「1分足の小波」

・・・というふうに、どの時間足の中の小波を取ったか、ということでして。

 

結果、スキャルピングではなく、珍しくデイトレードになりまして。

43分後にOCO利確に刺さって+20pipsでした。ラクでした。  

 

どの時間足を利確目標にするか

直近高値と言っても、時間足それぞれで高値の場所は違います。

どの時間足を見るかといっても、その時その時の状況に応じて変わるので

一律に「この時間足で設定する」とはマニュアルは作れません。

 

それはやっぱり「積み重ねた経験」の感覚的なものでして。

 

水平線ひとつにしても

「ローソク足のヒゲで引くか、実体で引くか」も、その時の状況で変わるので。

 

ただ、私の上のチャートを見てもらうと

沢山水平線が引かれてて、見づらいくらいだと思います。

人によっては「引きすぎ」と言われると思いますが。

 

私は感覚的に「ここ」と見えた場所に次々と引いていく。

監視中にいらないと思ったタイミングで次々と消していく。

 

自分が見ているのは「教科書的チャート」ではなく

「リアルトレードチャート」なので。

学生時代に使ってた教科書も、自分の必要な事は色々書き込んで、他人が見てもわかりにくいオリジナルが出来てたことがありませんか?

私にとっては、その感覚に近いです。

 

結局は、いろんな過去チャートを見て「水平線を引きまくる経験値を積む」

これが地味に効いてくるのではと思います。

 

それを積み重ねていくと、リアルトレード中に「反応する水平線」「ぶち抜いていく水平線」が体感出来るようになってくるかもと。

「今持ってるポジションは、どこまで保有していてもよさそうか」という目安を付けられるようになるんじゃないかと考えています。

結果的に「数分の数pipsスキャルピングのはずが、数十分保有しておけばもっと利益が伸びる波に乗ったことに気づく」ことにもなり得るわけです。

 

今回のトレード。

ポジション保有時は移動平均線やMACDはほぼ見てません。

最終的に頼るのは、インジケーターではなく目の前の値動き。

上位足で引きまくっていた水平線。

それに反応するローソクの動き。形。

ローソク足の形は重要視しています。

エントリー、利確、損切り。

どれもコツコツ積み重ねてきた、ローソク足の見方が生きてます。

 

まとめ

・エントリー後は上位足で引いた直近高値の水平線に、価格が達した前後の動きを観察する。

まだその後も伸びていきそうならポジション保有してみる。

勢いが落ちそうなら、そこで手動で利確・損切り。

 

・損切りはエントリー時に絶対置いておく。

(必須。利を伸ばしたいのなら外しちゃいけない命綱です)

 

・普段からやること。

水平線ラインを引く練習。ローソク足の動き、形を読む訓練。

(やっただけ経験値としてその後のトレードに生きてきます)

 

・普段から「他人が損切りを置く位置」を意識しながら、エントリーと利確目標を立てる。

(そこが決まってからはじめてエントリーをする)

 

・エントリーした後、自分のそのポジションに責任を持つイメージで。

「責任を持つ」・・・そうしたら簡単に適当なエントリーなど出来ないはずだと思います。

 

・ポジションには愛着を持たずに、責任を持ちましょう。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。