お茶と為替

子育て中の転勤族主婦。FXスキャルピングトレードの記録。手法少々と日々思うこと。

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【FX】トレードルール作り。行き詰まったら『逆から考えてみる』

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FX トレードルール 作る

トレードルールを作って守る

 

自分が守れるFXトレードルールを作る

 

私のポリシー

「あるものでなんとか」
「なければ作る」
「最大限の努力をする」です。

 

FXトレードに限らず、人生の全てのことに対してそういう姿勢でいます。

 

そういうわけで。

今回の記事のテーマは
「自分だけのFXトレードルールの作り方」です。

 

 

 

 

 

手法は色々あるのにわざわざ作るの?

 

自分で作らずともネットや書籍に星の数ほど溢れかえっていますよね。

でも、それが全部自分に合うわけではないですよね?

ならば自分が「これなら守れるかも」と、納得して使えるような手法ルールを作るんです。

 

 

まずは誰かの真似から入る

 

まっさら状態から作らなくてもいいんです。

だって、何からやってよいかわからないですよね。

 

誰かの手法を基本として自分がわかりやすいと思う設定値に変えるもよし。
「FX 手法 ルール 一覧」と検索すればたくさん出てきます。

その中から、自分が気になったものを取り入れてみることからスタートしてみるとよいかと思います。

 

料理もまず誰かのレシピから真似することからです。
そこから色々アレンジしていきます。


トレードルールも同じようなものだと思ってます。

 

それを踏まえて。
私が自分でルールを作ろうと思ったきっかけを語ります。

 

 

トレードルールを作ろうと思ったきっかけ

 

トレードでエントリーすると何故か自分の取ったポジションとは逆に動き出す現象。
よくありますよね。

 

「誰か自分とは逆に動かしてるだろー!」と叫びたくなる。

いや・・・。相場は自分のことなんて見てはいないんですけどね。


私もその逆に進む現象に腹が立って。
「逆にポジションを取ってたらプラスになってたのに」って思いました。

 

それからだんだんやけっぱちになっていきまして。

ポジションを取る位置に一貫性がなくなっていきました。

秒スキャのようなスピードで、やみくもなやり方での無駄打ちが増えまして。


これはデモトレードでの検証だったので無傷でよかったんですが。

実際の資金は減らないものの、ポジションの取り方が雑になるというクセが付き出しました。

 

チャートを眺めて検証をしていたある日。
ふと思いました。


過去チャートでは「ここで入っていたらプラスの結果だった位置」が見えます。
リアルに動くチャートは未来が見えないから失敗する。

 

「自分の判断で取ったポジションがダメなのなら、最初からわかりやすい起点の物差しを作ればいいのか?」と。

 

なんとなく上がってきたから買ってみよう、という雰囲気でエントリーを決めるという。なんとも根拠が薄い恐ろしいトレードをしていた私。

 

逆の発想で「わかりやすい起点を決め、そこからエントリーしたらどうだろう」と思い付いたわけです。

 

これを自分で決めない方法としてはサインツールだと思います。
ピコンとお知らせしてくれるところでエントリー、利確をするというモノ。

 

使用するのもアリとは思います。

私も過去に色々使ってみました。

ただし。初心者のうちはこういうツールに頼らずに、まずは基礎体力をつけてから利用したほうが後々自分のためになると考えています。

 

そういう考え方だった私は、ツールに頼らず自分の力でエントリーのポイントをはっきりさせようとルール作りを始めました。

 

 

移動平均線とボリンジャーバンドで検証

 

チャート上で自分が取りたいと思う場所が色々あると思います。

長く続く上昇の部分とか。

トレンドが始まる部分とか(天底っていうのかな)

 

そこで、そのポイントから入るためには何を目安にするかという。

目安をはっきり明確に形にしたいと思いまして。

「絶対守るエントリールール」を固めることにしました。

 

 

私の場合

・15分足の20MA抜け
・15分足の20MAボリンジャーバンドの±1シグマ抜け

 

この2つのルールで検証しました。

(現在はボリンジャーバンドを使っていません)

私は当時ボリバン使いだったので、そのバンドが広がり始める部分が狙いです。

 

過去のチャートを遡って見ていたら、15分足の20MA抜けでエントリーしていた成功トレード比率が多いことに気づいたんです。

 

その頃に「15分足のひと波を1分足でエントリーする」というルールの基礎が完成。
上位足の波を下位足のここで取る、という自分の中の発見があったわけです。

(現在は1分足がメインチャートです)

 

それから決めたルールのとおりに、単純に機械的にやってみたんです。

 

 

※1/29下記チャートの画像を差し替えました。

 


このチャートは1分足です。

20MAのボリンジャーバンドに、赤色で300MAのBands(±1シグマ)だけ重ねて表示させています。

15分足のSMA20=1分足のSMA300。これだと1分足の動きが15分足の中でどう動いているのかわかります。

 

「MAを起点として、ローソク足が±1シグマ抜けでエントリー」
これを過去チャートで検証。

例を挙げると、上のチャートの緑枠のところです。

起点を決めるという発想がなかった当時の私は、これが成長した一歩でした。

 


この場合「単純に」「ひたすら」がポイントです。

 

レンジがーとか、形がー、とか考えずに。
決めたルールに従うことを重視してやってみました。

ひたすら野球のバットの素振りをやっているイメージです。


「さっきのここから入ったらよかったな」

「このチャートの形は前に見たプラスの結果になってたパターンだ」
というふうに、自分の気づきが出てくるたびに書き出します。

 

そこから自分が「ここからここまでの値動きで、さっきまでのお試しトレードと同じように利益が取れるようになるためには」
という目標に向けたトレードルールの肉付け作業をしていくんです。

 

上の例に挙げたMAと±1シグマ起点のエントリーの精度を高めるためにはどうするかを、自分で考えることです。

 

 

 

 

 

守れなければルールになっていない

 

これはあくまで私の経験談です。
アイデアは人それぞれ。
他人が作ったルールがうまくいかずにもがいていたので、自分で考えた「逆からの発想」で作ったルールで大きく成長出来ました。

 

守れなければ自分のルールにはなりません。

ルールは守るためにあるんです。

誰かが作ったものではない、自分だけが守るべきルールです。

 

損切りの位置を動かしたり、エントリー位置を雰囲気で決めたり、というのは裁量トレードとは違います。

昔、私はそういう勘違いをしていました・・・恥ずかしい。

裁量トレードの中にも自分のルールがあるわけです。

 

破ってしまいたくなるルールは、ルールになっていません。

自分が絶対に守れる一貫性のあるルールを作るべきだと思っています。

 

 

ルールを作ったらまずはデモトレード

 

自分で考える。
思いついたらとりあえずやってみる。
想像で終わるのではなく実際に手を動かす。

 

必ずデモトレードや検証ソフトでやってください。

 

結果がプラスになったら、少額でリアルトレードで試すくらいで。
そのための検証ソフトがあるんですから。

お試しの時点なのにリアルトレードの資金を溶かさないように。


隙間時間を見つけて、スマホでもいいのでチャートを見る。
じっと見てるだけでも何か気づきがあるかもしれません。

ぼんやりと受け身でテレビや動画を見てる時間をトレードの検証に充ててみませんか。

 

ルールが守れるようになってきたら、資金管理の重要性に気づくと思います。

自分のルールの利確はここ、損切りはここで、といったルールも。

 

「損切りは資金の〇パーセント」とするやり方が合わず、私の場合は「ここに値が戻ったら絶対に損切りをする」という方法でやっています。

そのやり方が正しいかとかわかりません。

自分の経験値からのルールです。

自分の都合ではなく、ローソク足の動きをじっと観察して相場の動きに沿うイメージで損切りや利確ポイントを事前に決めています。

 

自分のルールを守って、資金を守って。トレードを続けています。

 

愛着が沸くまでじっくり手をかけて、ルールを作りこんでいくといいです。

 

ルールが定着すると、メンタルも安定するのでトレードがぶれにくくなります。

これも勝ちやすくなる理由かもしれません。

 

 

余談ですが

 

「FX 手法 インジケーター 一覧」 という検索ワードで見つかるサイトのオーナーさん。
自身の手法はラインだけでトレードといった方が結構いらっしゃいます。

これはどういうことかと。

 

物の見方は単純な方が楽だからかな、と今の私は思っています。

 

そして、その方のトレード記録を現在も参考にさせていただいてます。

シンプルでわかりやすく勉強になります。


さすがにまだ私は移動平均線なしでは環境認識が出来ませんけど。