その昔の話。
初期の頃に私にはメンターさんという存在がありました。
(その時の話が下の記事 ↓ )
その方に出会わなかったら、きっと私は変な方向に進み続けていたと思います。
正しい道に導いてくださった、ありがたい恩人です。
努力の方向を間違わずにいられたので、今の私があるのですが。
その方からもらったアドバイスをふと思い出したので。
ちょっと記録しとこうかと。
「メジャー通貨ペアの1時間足チャートで」
初期はメンターさんからの基本知識の講義を受けていた私。
ある日、メンターさんから手法と使用するインジケーターをいただき、MT4にセッティングするための説明を受けました。
「~と、~と、全部で6つペアのチャートを出してください」
「円通貨ペアでなくドルストレートで(ドル円は除く)」
そのペアはドル円以外は普段私が見ないペアばかり。
当時の私。
ポンド円、ユーロ円、豪ドル円が大好きでした。
初心者なのでやっぱり円絡みのペアが馴染みがありました。
そこにスイスフラン?カナダドル?
戸惑いました。
・日本人にはなじみがあるけど、海外ではドル円以外の円ペアはマイナー。
・なので、取引量が多いメジャーなドルストレートペアで取引する。
上記の理由からこの6通貨ペアを使用します、とのこと。
ここはアドバイスの通りにドルストレートの通貨ペアでトレードを教えていただくことにしました。
多分、この時初めてスイスフランやカナダドルのチャートを開いたのだと思います。
ドルストレートでチャンスを増やすための通貨ペア
・米ドル/円(USD/JPY)
・ユーロ/米ドル(EUR/USD)
・豪ドル/米ドル(AUD/USD)
・英ポンド/米ドル(GBP/USD)
・米ドル/カナダドル(USD/CAD)
・米ドル/スイスフラン(USD/CHF)
上記がその当時セットしていたチャートの通貨ペア。
私は初心者の頃、「取引量が多い通貨ペア」とか、初歩の知識もないまま円だからという理由でマイナーペアを選択していただけでした。
でも。
ポンド円や豪ドル円等は値動きがあってボラありだと思うので私も今でも好き。
これらのマイナーと言われるクロス円通貨ペア、クセとか把握したうえでトレードするのはアリだと思います。
参考までに。
現在私が好んでトレードしている通貨ペアは
・豪ドル/米ドル(AUD/USD)※たまの午前中とかとくに。
・ユーロ/米ドル(EUR/USD)※ロンドン~NY時間。
この2種類が多いです。
個人的に「キリ番での値動きが素直だなー」と。
それは1分足~15分足チャートがメイン状態で、6ペアも監視しなくても分足で「小さな波」で複数回のどこかのチャンスを狙えるからです。
大多数が見ている時間足チャートを見る
それから、もうひとつ。
「取引チャートは1時間足でね」
理由は同じです。世界中で一番見ている人が多いという時間足。
FX会社のチャートを最初に開く時もセットされているのは1時間足チャートが多いと思います。
さっきお話した「6通貨ペアチャートを表示」する意味。
それは1時間足だとどうしてもトレードチャンスが少ないから。
メジャー通貨ペア
メジャー時間足チャート
この二つは自分で選ぶことが出来る一種の「武器」みたいなものじゃないですかね。
値動きは自分では動かしようがありませんが、素直に乗れそうな可能性のある「大多数が参加する波」を選んでトレードするのは自分の意思決定です。
「時々チャートを違う見方をしてみる」
ある日言われたこと。
「試しにローソク足からラインチャートにしてみて」と。
下はある日のユーロ円15分足チャートです。
シンプルに移動平均線は2本だけ(SMA12、EMA25)
これをローソク足からラインチャートに変更。
こうやってラインチャートにしてみると。
なんかこう、すっきり値動きが見えませんか?
水平線引いてエントリーポイントも明確になりそうかもと。
もし私がNY時間に上記チャートを見たとして。
東京時間のピンク枠の真ん中あたりに水平線引いて買いで狙います。
東京時間・上向き
ロンドン時間・下に落ちる
NY時間・ふりかぶって大きく上昇
とか、ラインにするとローソク足の動きや形に翻弄されずにシンプルに値動きの軌跡が見えやすい気がします。
私は普段、ローソク足の動きや形を注視してトレードを繰り返す派です。
でも動きが見えにくくなった時とかにラインチャートにして、ひと呼吸置くようにしています。
私はこれに「sessions EX」というインジケーターで3市場の切り替わりを見てトレードしています。
(下の記事に紹介している無料インジケーターのこと ↓)
メンターさんにおススメされた書籍のこと
もうひとつ。
「これを買って読むといいですよ」
そう言って勧められた書籍があります。
維新の介さん
・・・よく広告で見かけることがありませんか。
2018年当時、私も広告でよく見かけていて。
その時は「う、アヤシイ」とか思ってたもんです(ごめんなさい)
世の中あまりにも投資関係のアヤシイ情報があるので、慎重になっていたためです。
そこでそういう書籍を勧められたので
「これ、大丈夫なやつなんですか」とか質問しちゃいました。
メンターさん曰く
「FXのインジケーターとか考え方とか、初歩の基本のことがよくまとめられているから何度も読み返すといいと思う」と。
当時維新の介さんのサイトで期間限定で安価購入したと思います。
私的には「こんなに安価でいいのかな」という感想。
参考書的に使えば大変良い書籍だと思いました。
「聖杯」とか「特別な手法」とか
そういうものがなくても(いや、ないと思ってますが)
こういった基本をコツコツ面倒がらずに押さえてるといつか結果が返ってくる、といった書籍だと思います。
だいたい、特別な聖杯を追い求めている人って、粘り強そうで実は面倒くさがりではないかと。
「手っ取り早く勝てる手法を教えろよ」的な?
無知の初心者に必要な「基本知識の良書」
それで、この本についてなのですが。
さっき「基本を良く押さえてまとめてある本」とお話しましたが
それを「ネット上に無料であふれている情報をまとめただけで高額」と評価する人もいるかもですよね。
私からしたら
「その無料であふれかえっている情報を、その人は自分で整理して自分の知識として取り込んで生かせているのかな」と。
(私は難しかったです・・・。)
FX初心者だった自分からしたら
「こうやってわかりやすくまとめてくれて、ありがたいわー」でした。
私はネット上に散らばっている知識を、すぐにコンパクトに書籍で読み返したかったので購入したわけです。
なので、FX初心者の人にはこういった基本書籍をおすすめしたい、と思った私のメンターさんに感謝してます。
でなかったら「あやしい」と、私はびびって手を出さずにいたままでしたから。
私もここでその書籍をおススメしようと思ったら
・・・あ。もう販売されてなかったみたいでした。
中古品では手に入るようなので気になる方は参考までに。
Amazonで電子書籍で販売されている最近のものが多分、内容は近いのかな。
維新の介さん、メインは商材販売なので誘導される流れとは思うのですが、そこは興味がなければ自己判断で振り切っちゃってください。
(私がおすすめするのは書籍までです。投資は自己責任で慎重にです)
維新の介さんの昔のブログとか、お話はすごく正論なことを書かれているので、読み返したりして良く参考にさせていただいてました。
基本を大切に。
過去にメンターさんからもらったアドバイス。
あれこれ思い出したことを書き出してみました。
「なんだ。どれも当たり前のことばかりだった」と思われたかもしれません。
でも、その当たり前のことをどれだけいつものトレードで実行出来てるかな、と。(私自身もです)
その基本を無視して自己流に走ったり、ルールに一貫性が持てなくなったりした時、失敗してることが多くありませんかね。
私は今でもやらかしています・・・。
自分が行き詰った時には、初期の基本に戻ることにしています。
基礎がぶれちゃうと発展出来ませんし、基本的なことをおろそかにしちゃうと大抵痛い目にあってます。
「大多数」
「基本」
この2点を重視してシンプルに実行するだけでも、もしかしてトレードってうまくいくんじゃないかと、最近考えたりしています。